タイ Royal Project
Sawadii kha !
土曜日の朝、チェンマイ大学内にあるロイヤルプロジェクト本店に野菜を買いに行きました。
タイと言えばロイヤルプロジェクトが有名です。
ロイヤルプロジェクトというのは故プミポン国王がタイ北部を旅行した際に、山岳地帯に住む貧しい農村の人々が違法なアヘン製造につながる“ケシ栽培“で生計を立てている様子を見て、国民が農業によって自立したより良い暮らしが出来るようにと1969年に援助を開始した事で始まったそうです。
プミポン国王は、在位中40年間国外に出ず、タイ国内の隅々までお忍びで視察し、人々のよりよい生活ために尽くされたことで、『お父さん』のように、今も変わらず国民から心から尊敬され、慕われる存在です。
主に、ロイヤルプロジェクトはタイ北部の貧しい山岳民族の支援と自立を促すことに重点を置いていますが、それが徐々に広がり、今ではロイヤルファミリーそれぞれがプロジェクトを持ち、安全安心な食糧・森林破壊のための対策・シルク製品や民芸品、ハーブ、ナチュラル素材のコスメなども販売し、貧しい人々の自立を手助けしています。
チェンマイ郊外で生産されたロイヤルプロジェクトのオリジナルブランドDOI KHAMは、 どれも高品質。専門店だけでなく、スーパー、コンビニでも手ごろな値段で買えます。
さて、
チェンマイ大学農学部の入口を入ると、すぐ左手に果物が並んだ市場があります。
右手にはチェンマイ大学農学部運営のお店。ここにも野菜や果物の他、ハーブやお米、ココナッツオイルからアロマ精油、が陳列されています。肥料、植木もありました。
そして、正面右にレンガ造りのロイヤルプロジェクトショップ。今日の目的はココです。
新鮮な野菜、果物から魚、ハムまであります。ドイカム製品のジュースにコーヒー、お茶、はちみつ、コスメなどなど、魅力的なものがたくさん!
思わず買い込んでしまいます。一人住まいなのに、どうすんの(;^ω^)
ロイヤルプロジェクトでは、安全安心な食糧を提供したいということで、完全無農薬ではないものの、低農薬やオーガニックのものを販売しています。
あれやこれや、お買い物するうちお腹が減ったので併設のカフェで、腹ごなし。朝のうちはまだ涼しいので、外のテーブルで一休み。
大きな木の木陰は風が気持ちいい。チェンマイには大木が多く、それが日陰を作ってくれます。それにしても、なぜ最近日本は木の上をバッサリ切ってしまうのでしょう。切るのは下枝だけにしてほしい…。もっと伸ばして木陰を作ってくださいよ(+o+)
土曜日の朝、2時間ゆっくり過ごしました。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
タイは野菜、果物とも豊富ですが、普通の市場で売っているものは、やはり農薬がたくさん使われているらしく、タイではとても問題視されています。
ある日、よく行く近所のチェンマイ市場で日本の柿を見つけました。
ちょうど秋で、その味が懐かしく、見た目もきれいなので思わず買って食べました。でも口に入れるとなんとなくピリピリ感。もしや、これは農薬のせい???
気のせいかもしれません。
でも朝売りに来る農家の人の中には、当然のように農薬を使う人も多いのです。虫食いの葉っぱや、柿が、自然そのものでしょう。
農家の中にはまだそのような正しい知識が伝わらず、昔から続く方法=作って売るために農薬は使われているようです。
最近の若い人たちも新しい試みに取り組む人が多くなってきました。次第に広がっていくでしょうが、それまでは自分の身は自分で守るのが原則ですね。
☆ タイ語でひと言
これください … au annii kha? (男krap?)
いくらですか … thaurai kha? (男krap?)