チェンマイの足
Sawatdii kha!
1ヶ月旧市街をウロウロしているうちに、さすがに疲れてきました。
そんな時は、私も交通手段を使います。
観光客に人気のオレンジの自転車。
中国から進出してきたシステムだそうですが、
使うにはスマホでアプリをダウンロードします。
乗りたいときにログインすれば、自転車がどこにあるかわかるので、
近くにある自転車を見つけてQRコードにスマホをかざすと、ロックが外れ乗ることができます。
返す時は、ロックすれば自動的に完了。
30分で10BAHT(30円)激安。また、新規登録の1ヶ月は無料です。
が、ダウンロードしてほったらかしていたので、さあ、使おうというときにはすでに1ヶ月を経過していました。
あーあ。
実際に乗ってみると、タイヤがゴムだからか、結構重いので、こぐのに力がいります。
それに、自転車に乗ったのはン十年ぶり?子供のころは乗り回していたのにね。
初めのころはバランスがうまく取れず、フラフラしてると、後ろからソンテウに
ププーッとクラクション鳴らされたりしました。
車は容赦なく脇を走るので、邪魔にならないよう必死で走ります。
先日、車の量が多い通りで走っているとき、ポリスに手招きされました。
「自転車は左を通ってくださいね」
と注意を受けました。わかってるんだけど、車がバンバン走るから
車線移動できなくて・・・。
それでも、何回か乗るうちに、昔を思い出しやや軽快に乗りこなせるようになりました。
少し遠いところまで行けるので、やっぱり歩くより楽ですね~。
それにしても、すごいですね、スマホ上で付近の地図上に自転車のマークがパパパっと出て、
乗る位置、降りる位置、金額、全てコンピュータで管理するこのシステム。
のんきな気分で乗る自転車ですけれど、なんだか、スマホで
自転車だけではなく、人間も管理されているような気がしますが・・・。
日本ではどうなんでしょうね。観光地にこういうのはあるのでしょうか?
他にもチェンマイ中心地では、レストランやカフェはほとんどWIFI無料です。
google mapを見ているんでしょう、スマホ片手に歩く外国人がものすごく多い。
全てが、とても観光客に便利です。
特に旧市街はもう旅行者のための街になっていました。
それから、あちこちで目に付くソンテウはチェンマイに5000台。
そしてドライバーは1ヶ月に500BAHTを組合に上納金として払うのだそうです。
組合というか、その手のスジというか…。牛耳っている組織があるわけです。
1年に換算するとすごい金額ですよね。
近年、都会を嫌ってチェンマイに引っ越してくる人が多くなって、
あちこちに、塀で囲まれ、警備員が常駐しているゲートがある敷地に
豪華な家々が建てられています。
それで、車の量も増え、渋滞も多くなってきてるのです。
実は、ソンテウやトゥクトゥク、そして車、観光バス、と街を走る車でチェンマイは排気ガスがとても多いです。
そして、春先は特に上空までも空気が悪くスモッグが発生するぐらいです。
しかし、地下鉄や電車の話が出てきても、ソンテウの組合に強く反対され、
実現は一筋縄ではいかないようです。
どこの国にも、そういうダークサイドがあるっていうことです。
☆ タイ語でひと言
自転車・・・jaglayaan 赤バス・・・sonteu / sii rotdaan トゥクトゥク・・・tuktuk |