ラオス・ヴィエンチャン を楽しもう① 街歩きと体験編
Sawatdii Kha
タイの観光VISAを取るために3泊4日の日程でVientiane にやって来ましたが、
VISAの申請手続きは1日目の午前と、2日目の午後だけ。
それ以外の時間は、初めてのラオスを楽しみたい。ここに来てから、やっとそういう余裕が出てきました。
2日目の午前中に大使館で手続を終えたあと、Grand Hotel Vientiane をチェックアウトし、タクシーで市内中心部のホテルに移動しました。
この辺りはブラブラしても店も少ないし、あまり見るところもないからです。それに、あちこち足を延ばすのに地の利も悪いし。
ホテルに呼んでもらったタクシーの料金は70000kip。 桁が大きすぎて計算できない…。タイBAHTに換算してと言ったら300BAHT。(約1,000円)
んん~ (~o~)? 怪しい…。
確認したら8000kipお釣りをくれました。ビエンチャンのタクシーは高いですが、このタクシーは特に高かったわ。
『Bloom Boutique Hotel』に2泊します。タイと同じスタイルですね。シンプルだけどすっきりしたデザインでかわいい。部屋は広いし、明るくて気持ちいいです。そして、歩いて街をブラブラするのにとても便利なところでした。
☆☆☆街の美味しいベーカリー
この辺りは、ビエンチャンで一番賑やかな界隈で、東南アジアの味のある街並みの中に、チラホラおしゃれな店があったり、おいいそうなベイカリー、カフェ、レストランが並んでいます。以前、『世界で一番行きたい国』と選ばれただけあって、西洋人が目立ちます。
地図を見ると、パン屋さんが多いです。バケットを積んでサンドウィッチを売る屋台もありました。フランスの植民地だったから?
ではなく、パン屋さんの多くはベトナムから移住してきた人だそうです。だから、パンがおいしいのですね(^^♪
美味しそうなカフェを見つけたので、そこでお昼を食べました。
56000kip!でも、日本円だと734円です。
☆☆☆『Houey Hong Vocational Training Center for Women』半日体験
お腹を満たしたら、ウィンドウショッピングをしながら指定された集合場所へ。時間通り、1時に迎えの車がきました。
恥ずかしそうに、おずおずと近づいて名前を確認するドライバーさん。こういうところも、少しタイ人とは違うかも。タイ人は初対面でも笑顔いっぱい、フレンドリーにやってくるでしょうね。
『Houey Hong Vocational Training Center for Women』職業訓練センター
ここは、地元の女性の自立のために1998年に設立され、日本政府やJICAも援助しているそうです。染色や、機織りの体験ができ、そこで作った布などをディスプレーしたギャラリーがあります。
場所は街を北に15分ぐらい行ったところ。敷地は広く、林の奥に「リビング」と係の女の子が呼ぶコテージがいくつかあります。メイン棟がギャラリー、染色をする中庭、機織り機が並ぶコテージ。
ギャラリーに入れば、担当の女性が付いてくれて、前置きもなくすぐ開始。写真から染めてみたい柄と色を選び作業を始めます。コットンのストール型の布を折りたたみ、ひもで縛りる。絞り染めです。
私はジャックフルーツを使ってみました。どんな黄色になるんだろう
次は、実際に機を織るのを間近で見学。説明を受けてから、自分でも実際やってみます。
好みの色の糸巻きを数色選んで、はい、始めましょう。
トン、シュシュ、トン、シュシュ
黙ってやってると、結構集中しますよ。そのうち慣れてくるとリズミカルに調子よく進みます。
機織り機が並ぶ広い部屋にトレーナーと私だけ。
『鶴の恩返し』 おつうはこうやって時間を忘れて機を織ったんでしょうね。なんて思いをはせてやっていると、あれ~ 糸巻に糸が絡んでしまってる。横でスマホで遊んでいるトレーナーがその時だけ直してくれます。
そうこうするうち、終了時間がやってきました。
染色に1時間、機織りに1時間。長い時間に感じましたが、2時間だったんですね。たっぷり過ごせました。来てよかった (*‘∀‘)
Half Day 120,000kip + 送迎 50,000kip
合計で170,000kip (約2230円)でした。
☆☆☆
帰りの車は、同じ年頃のスタッフと途中まで一緒だったので、ラオスについていろいろ教えてもらいました。
ビエンチャンだけでなく、ラオスで食べ物が高いのは、ほとんどがタイからの輸入だからだそうです。お米はベトナムから。そして、今高い建物が建設中だそうです。大きなデパートもできました。でも、
人口の少ないラオスに、そんな商業施設を誰が使うのかしら?
3階以上は、お店も入らずガラガラよ。
なんて、言っていました。
中国人、韓国人、ベトナム人、ラオスに投資しようとする国々と、その仕事で多くの外国人が来ているのです。観光目当ての欧米人も多く、ホテルやショッピングセンターの需要も増えていくのでしょうか。
そういえば、今年大きなニュースがありました。
ラオスに巨大ダムを建設するというプロジェクトを、韓国の会社が請け負って、大雨のあとに大事故がありました。
このように、ラオスに進出しようとする国がやってきているのですね。
☆☆☆
夕暮れはメコン川まで散歩しました。多くの人が夕焼けを見にそぞろ歩いていました。夕日が落ちる対岸はタイ。川が国境なのですね。
長ーい1日、お疲れさまでしたー ( ^)o(^ ) !
★まとめ★
タイ領事館でのVISA申請は午前中早くに終わり、受け取りは翌日午後。
丸一日自由になります。なので、申請した後、足を伸ばせばそこで一泊できそう。もう少し余裕を持って下調べをしておけば、他にも体験できたかもしれません。もちろん、今回はこれで大満足でしたが(^^♪